こんにちは、優子です。
世間はちょうどお盆休みの最中。今年の夏は記録的な暑さなので、往復の移動も例年以上に過酷なはず。本当にお疲れ様です。帰省中の方は、しばしの間だけでも、ふるさとでまったりとエネルギーを補給してくださいね。
幸いわが家は、夫婦ともに実家が近距離なので、盆暮れの渋滞で疲弊することはありません。その点は恵まれているなぁと、お墓参りのたびに、ご先祖様に感謝して合掌しています。
ライティングは超重要スキル
ネットビジネスとひとくちに言っても、その方法やスタイルは多種多様です。ネット上で物品を売買したり、各種SNSで自己ブランディングしたり、アフィリエイト(アドセンスも含めて)でメディアそのものをマネタイズしたり。
では、方法やスタイルの違いはさておき、ネットを利用して何らかの収益を得ることすべてをひっくるめて「ネットビジネス」という括りにいれた場合。数多の中で成功するためには、最も重要なスキルって何でしょうか?
資金力?
人脈?
マーケティング力?
リサーチ力?
もちろん、いずれも重要には違いありません。でも、絶対に不可欠なのが、「ライティングスキル」だと、最近は言われています。
セールスレター、Webサイト、各種SNS、ランディングページ、ブログ、メール etc
確かに、文章なくしては何一つ始まりません。
オークションだって、同じ商品を同じ条件で出品した場合、タイトルや説明文の差が落札額や入札数に反映されますからね。どんな言葉を選ぶか、いかに読んだ人の心を捉えるか。何より肝心なのはそこです。
ネットビジネスで成果を上げるために、もしも何かひとつを学んで極めるなら……もっとも取り組みやすく、そしてもっとも成果が出やすいのは、ライティングなのではないでしょうか。
3つの壁を破れるのはライティングパワーだけ
ライティングの世界では、
「3NOT」
という言葉がよく取り上げられます。
「3NOT」とは、
1)NOT READ (読まない)
2)NOT BELIEVE(信じない)
3)NOT ACT (行動しない)
1番目はNOT READ
これだけ情報過多の時代に生きている人は、ネット上の文章なんて、じっくり見ようとはしません。私もそうですし、おそらく、あなたもそのはずです。
スマホ、PC、電車の中吊り、道すがらのビルボードや看板、世の中のありとあらゆるところで文章やコピーを目にする毎日。よほど目をひくものでない限り、いちいちじっくり読んでなんかいられません。
続いて、NOT BELIEVE
よしんば、たまたま目を留めて、あるいはちょっと気になって、読んだとしましょう。でも、ハナから信じていないので斜め読みにして終わりです。
そして、NOT ACT
信じていないわけですから、そのあとに続く、購入とか、参加とか、申し込みとか、入会とか、といった行動にまで至らないのは当然っちゃ当然のこと。
読まれないなら、力技で読まれるように書く
人はだれもが、読まないし、信じないし、行動しないもの、という前提を肝に命じましょう。その上で、何としても成果につなげる気概をもって文章を書いてください。
まずは、読んでもらえるような興味深いタイトルで目を引き、読み応えと信憑性のある役に立つ内容の文章で、満足感と共感を得ること。
これを地道に繰り返すことで、やがて信頼感につながり、ファンの定着や増加につながります。なかなか破れないと言われる3NOTの分厚い壁も、ライティングの正しい力を持ってすれば、きっと制覇できるはずです。
ブランディングに効果的だと聞いて、もう何年もがんばってブログを更新しているのに、思わしい効果が出ない人。
100万円近くも払って作ってもらった会社の公式サイト。申し込みどころか、問い合わせのひとつもないと嘆いている人。
セミナー募集を告知しても、サクラ役の友人以外の参加がなくて、会場費の分だけ赤字になったなんて人。
どれも全て、キャッチコピーやセールス文を見直してみるべきです。
ヘタでも書き続けることが大事は「嘘」
ブログや文章の講座、あるいはアドセンスの講座なんかで、まことしやかに言われている「嘘」があります。
「文章はヘタでもいいんです。毎日記事を書くことのほうが大事」というのがそれ。
まぁ、ヘタにも色々ありますが、とりあえずダメな「ヘタ」は、
「中身がなんにもない!(薄い)」
「ただの日記でしかない」
「自分語り、自分よがり」
「友人とか、知り合いとか、第3者の話題をネタにする」
「賢そうな難しい言葉や専門用語の多用」
「提供しているサービスや商品と無関係の内容」
上記のような文章をツラツラ書いていても、何の効果も期待できません。全て、ヘタ文で、そしてダメ文です。
たとえば、アクセやコスメの販売サイトで、以下のような日記がアップされていたとしましょう。
「お盆休みに家族と海水浴に行きました。水は青くてキレイで魚がいっぱいいました。手で魚を捕まえました。焼いて食べたら、すごく美味しかったです。」
まるで小学生の作文レベル。いや、内容の薄さからいえば、それ以下ですよね。しかも記事タイトルが「お盆休み、終わっちゃいました~」とかだったりしたら、本文をクリックすることさえしないかも知れません。
ショップの商品とは無関係のしょうもないブログを読まされて、「なるほど!」と共感する人はまずいません。コレ読んで、ピアスのひとつや、ルージュの1本を買いたいという気持ちが湧き起こりますか?ありえませんよね。
何も、すごく高度な文章テクニックや難しい熟語や、偉人や有名人の名言、そんなものを入れ込む必要はないんです。ただ、文章の読みやすさ、全体のメリハリ、興味をひかれるタイトル、そして何より、読んで良かったと思える内容の充実。最低でもこれだけは、せめて意識するべきです。
インターネットで商売をするには、何らかの形で文章の発信は必須。どんな業態でも、どんなサービスでも、それは同じですよね。つまりは、「読んでもらってナンボ」の世界だということ。「自分が書きたいこと」を書いてちゃダメなんです。相手が読みたいことを書くべき!
大事なことなので、もう1回書きます。
「文章はヘタでもいいんです」というのは、業界の嘘です。そんな嘘を信じて、それに甘えるのはもうやめましょう。今の時代、ネット上には、文章も言葉も履いて捨てるほど溢れかえっています。その中で、あなたの商品やサービスを選んでもらうためには、しっかりとライティングのスキルを学んで、身につける努力が必要です。
私も、まだまだ学びの途中。見過ごされない、読み捨てられない、行動を起こさせる、そんな文章を目指して毎日がんばっています。
編集後記
なんだか今号は、かなり偉そうで、そして厳しいことを書いてしまいました。次号はまた、楽しく、軽めに、エンタメ情報をお届けする予定です。
そういえば、以前のメルマガでお伝えした、「おっさんずラブ」のマグカップ。仕入れた方っていますか?私自身もあれから各所で仕入れて、5つ売ったんですが、私の話にヒントを得た友人がすごかったんです。
同じくおっさんずラブ内で使われた別の種類のマグカップに目をつけて、なんと、なんと、1万円超えで売ってしまうという快挙!たかだかマグカップを1万円超えって!!?
やっぱり行動って大事!人の話を素直に聞いて、さらに自分自身のひらめきもプラスするのが、すべての成功につながるのかも。
というわけで、また来月お目にかかりましょう~(^_^)/~