見た目がすべて

こんにちは、優子です。

寒い寒いとボヤいているうちに、日に日に春めいてきましたね。気づけば、あさっては、「ひな祭り」です。わが家のリビングにも、先月の初め頃から、立ち雛と桃の花を飾っています。そういえば、お雛さまって、同じように見えても、一体ずつお顔が違うんですよね。

 

たとえば、私が小さい頃に飾っていた5段飾りのお雛さまは祖母の代からのもので、殿さまも姫さまも細面で繊細な目鼻立ち。お顔の色も真っ白で、いかにも和風の顔立ちでした。

 

でも、娘のために買った親王飾りは、お顔の色がわずかに肌色で、 目鼻立ちも大きく彫りも深くて ちょっとモダンなお顔をしています。(※親王飾り=殿と姫の2体のみの雛飾り)興味が湧いたので、お雛さまについて ちょっと調べてみました。

 

一般的な雛人形というのは、頭師、織物師、 小道具師、手足師、髪付師、着付師という 六工程それぞれの専門職人による分業制 でつくられているそうです。中でも、もっとも重要な存在が、 頭(かしら=顔と髪型部分)を手がける「頭師」。なぜなら、雛人形の価格は、お顔の良し悪しで ほぼ決まると言っても過言ではないからです。抜きん出て美形の頭をつくれる頭師には どうしてもオーダーが集中するので、必然的に作品の値段が上がります。

 

それが最終的な販売価格にも反映されるので、人気作者の「銘入り」雛人形は総じて高額です。特に人間国宝に認定されるほどの頭師がつくった 頭のお雛さまは、それこそ目の玉が飛び出るほど のお値段になります。ところが、それでもちゃーんと売れているんですよね。

 

雛人形は昔ほどの需要はないので、絶対数は 減っているそうですが、逆に希少作品の値段は年々つり上がっていて、それでも買い手は必ずいるのだとか。言っちゃあ何ですが、たかだかお人形です。その人形にビックリするような値段をつけても、必ず売れるって、コレどうしてだと思いますか?

 

それは、「高貴で品のある顔」「優雅で艶やかな装束」といった「見た目の美しさ」に絶対的な価値を 求める人がいるからです。その欲求の100%満たすような美しい作品(商品)を提供すれば、どんなに高くても売れます。「見た目がすべて」と思っている人なら、 真に美しいと認めるものには、どれだけお金を払っても手に入れたいはずだから。

 

世の中の購入者をザックリと3つに分けるなら

1.見た目重視派

2.機能重視派

3.価格重視派

と、なるんじゃないでしょうか。上記の中でも、3に属する人は、安ければ、1と2については妥協しても全然OKっていう人です。そういう属性の人は少しでも安いものを追い求めます。

 

だから3のような人をターゲットにしていると、価格の安さでアピールすることになるので、結果、利益が薄くなってしまうのです。もちろん、薄利多売を良しとするなら、それはそれでいいんですが。

 

私は、絶対に1、もしくは2の人をターゲットにしたい!ヤフオクでもフリマアプリでもAmazonでもいわゆる一品物や希少品をドドーンッ!と高額で出品することがほとんどです。もちろん、身辺整理を兼ねてちょっとした不用品を低額出品することも時々はあります。でも基本的には、高いだけの価値あるものをひとつずつ丁寧&確実に売っていくスタイルです。だから必然的に、多売は出来ません。

 

そして、高額で売るからには、何よりも商品の「見た目がすべて」と思っている人 の目にとまるように、出品準備にものすごく手間ヒマをかけます。

 

まず、徹底的にクリーニングやメンテナンス!新品の場合は、値札やテープ跡を除去する程度ですが、ユーズド品は出来る限り、状態アップに手をつくします。

 

衣類の場合は、ホームクリーニング、ボタン付けの補強、自作の万能洗剤によるシミ取り、ニット類の毛玉取り、ハンディスチームアイロンでピシッと仕上げるなど、綺麗にできるところはとことん綺麗に!開梱したときの香りは、商品の印象をものすごく左右するので、ホームクリーニングに使う洗剤や柔軟剤も色々と試して厳選しています。

 

エンタメ商品や家電は、盤面やケースのクリーニング(あえて機械研磨はしません)に始まり、付属品の点検補修、細部の汚れ落としなど、ぬかりありません。シールはがし液はもちろん、綿棒や爪楊枝、ピンセットにエアスプレー、マジッククロスや拡大鏡、あらゆる小道具を使って、とにかく納得行くまでリペアするんです!

 

状態が綺麗になったら、次は商品撮影。これも美しく撮る努力を惜しみません。プロカメラマンの友人に教わって、カメラの機種や写し方にはすごくこだわっています。

・スマホで簡易撮影しない(フリマアプリは例外)
・商品写真は夜間には撮らない
・商品自体の色を引き立てる背景を選ぶ
・他のものが写り込まないよう徹底する
・商品によっては、あえて小物を添えて映す
・簡易レフ板や白のガンピを使い倒す

一品物や希少品が多いので、あまり他の人と商品がカブることはないですが、もしカブっても写真の出来では絶対負けてない!と自負するほどです(*^^*)v

 

そして商品説明。専用テンプレを使うのは当然ですが、文章の見た目も読みやすさも意識します。

 

最後は、梱包。OPP袋で内包してから、商品の形状をいちばん美しく運べる梱包材を選びます。

 

希少な一品物というだけでも高値で売れるはずです。でも、ターゲットは見た目重視の人と決めているので、外見の美しさを重視して、上げれるところまで商品価値を上げてから売ります。それで、購入者の購買欲を煽り、さらに買ってくれたあとの満足度もアップさせたい!というのが、私の販売スタイル、販売ポリシーです。

 

販売の仕方も、商品の選び方も人それぞれでいいと思います。私は、見た目がすべてだけど、「どこよりも安く」でも「ハンドメイドでオリジナリティ」でも、「ハイブランド」でも、「とことんヴィンテージ」でも、重視するスタイルやウリは、人ぞれぞれでいいと思います。

 

メルマガ読者のあなたも、ぜひ、あなた独自の主義やスタイルを確立してみてくださいね。それでは、また(^_^)/~

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