6月21日は「夏至」ということで、暦の上ではもう夏なんですね。
梅雨から夏に向かうこの時期。ジメジメした蒸し暑さだったり、中途半端な肌寒さだったりで、かなり苦手です。
楽しいエンタメ語りで、少しでも気分を上げて行きましょう!
春ドラマ2018のベストワンは「おっさんずラブ」
そういえば、ここんとこ次々と春ドラマが最終回を迎えています。終わってしまうのが寂しくなるほど愛着の持てる作品が、今クールにもいくつかありました。
皆さんはいかがでしたか?
2018春ドラマ、私のベストワンは、ダントツで「おっさんずラブ」
春クール開始前から、「コレ、絶対にオモロイはず」と、注目はしていましたが、実際は予想以上に良かった!世間的にも一大ブームを巻き起こし、いまだにツィートの盛り上がり方がハンパないのには驚きです。
ドラマの影響力はいまだ健在
ヤフオクやメルカリをのぞくと、「おっさんずラブ」の出演者たちが劇中で使っていたグッズ類が、ものすごい勢いで転売されています。
たとえば、春田(田中圭)が愛用のマグカップ。ニトリ製品で、定価は200円台なのに、軒並み5倍以上で取引されています。
牧(林遣都)が使っていたネコ形のメモにいたっては、100均製品なのに、最終価格が1,000円近くになってる!?
どちらも店舗では品切れ続出とか、品薄状態で、問合せ殺到らしいです。店員さんの中には、「おっさんずラブ」のことを知らない人もいるでしょうから、いや、むしろ大半がそうでしょう。「いったい、どうなってるんだ??」って、首をかしげているはず。
わっ、今気づいたけど、Amazonでは、さらにとんでもない価格設定になっていました。(ただ、こんな俺様価格で売れるかどうかは別だけど)
TVドラマの影響って、 やっぱりスゴイですよね。
私自身が、ドラマ人気の恩恵にあずかった例で、わりと最近のものは、「99.9の深山ベア」と「アンナチュラルのUDIラボのボールペン」
ドラマファンの方なら、 「あぁ、アレね!」とピンと来ることでしょう。
エンタメ系のグッズは手堅いので、せどりやるならぜひ手がけてください♪
リサーチのヒントは「細部に宿る」
世の中には、TVドラマや映画を観るのが好きっていう人はゴマンといます。つまり、利益の取れる商品を仕入れるチャンスに遭遇する人もゴマンといるはず。
でも、ほとんどの人は、純粋にエンターテイメントとして楽しんでいるだけなので、そのチャンスを見逃すんですね。
なにしろ、「美味しい仕入れ対象」ほど、実にさりげなく、ほとんど目立たないところに出てくるものです。「お宝は細部に宿る」ってわけ。
もちろん、いちいち仕入れ基準で観ていたら本来の「娯楽性」が損なわれて、楽しくもなんともありませんけど。私の場合は、まずは普通に楽しく鑑賞。で、作品として、あるいは登場人物がいかにも魅力的で、「コレは絶対にくる!」と感じたら、もう1回あらためて「仕入れ目線」で見直します。
絶対に当たると感じた映画なら、2回でも3回でも平気で観に行きますし、絶対にブームになると感じるドラマは、
リアルタイムで観て、さらに録画もチェックします。
と書いたら、「そんな暇ないわ」と思う方は、映像商品グッズの転売にはあまり向いていないかも。もっと言えば、自分で思うほど、エンタメ好きじゃないってことかも知れませんね。
「私、映画が好きなの」
「私、毎週ドラマ観てるの」
「私、舞台によく行くの」
と言いつつ、鑑賞後の感想を聞くと、「感動した!」とか、「面白かった!」としか言わない人って、私の周囲にもチョイチョイいます。
そういうありきたりの感性しかない方は、たぶんエンタメじゃないカテゴリで勝負した方が成功すると思います。常に細部にフォーカスしながら、エンタメ作品を鑑賞するって、ある意味けっこうハードなので、本気で好きじゃないと辛いですから。
「あんた、何様?」と言われそうな、上からの書き方になってしまってすみません。
視聴率をリサーチの参考にするか否か
さて、何を仕入れればいいかをリサーチするとき、公表されている「視聴率」は参考にするか否かですけど。TVドラマに限っていえば、単純に視聴率だけでは、良し悪しが測れません。だから私は、メディアで発表される数字は、ほとんど参考にせず、もっと多方向からチェックしています。
私が注目度の指標にしているのは、 主にTwitterと、去年あたりからはInstagramです。もう、モロに人気度が反映されるので、下手なツールいりません。
視聴率なんかでは全然見えない、 生の反応がわかるし、特に女性は、
「○○の来ているワンピ可愛い♡」とか、
「○○の使ってるスマホケースほしい」とか、
願望をバンバン吐き出すので、リサーチが楽(笑)
私の場合は、ファッションもたくさん扱うので、TwitterやInstagramをながめるだけで、仕入れのヒント満載です。
たとえば、今現在のわかりやすいところでは、
朝ドラ「半分、青い」の 「ひしもっちゃんのピンクハウス」でしょうか。現在も多数出品されて、次々と高値で取引されています。
Twitter上では、
「ピンクハウス」
「カネコイサオ」
「メルローズ」
などのハッシュタグが飛び交って賑やかですよ。
ピンクハウスとかメルローズに懐かしさを覚える世代の 「元・女子」の皆さん。ご自分のクローゼットに当時のお洋服が残っていないか、ぜひチェックしてみてください(^o^)
閑話休題。
視聴率とせどり的ブレイクは、必ずしも比例しないっていうのが結論です。
先月のメルマガの訂正とお詫び
ここでちょっとお詫びと訂正があります。
先月の当番メルマガで、NHK朝ドラ「半分、 青い」に出演中の中村倫也さんについていろいろと書いたんですけど。
その中で、中村倫也さん演じるマー君がいずれヒロイン鈴愛と結婚して、さらには離婚をする的なストーリー予想をまことしやかにお伝えしてしたこと、訂正します。ごめんなさい。
あのあとほどなく、マー君はよそに引っ越して、鈴愛の恋もあえなくジ・エンド!二人の結婚もなしになりました。
でも、まぁ、予想全部がハズレたわけでもなく、「マー君ロス」で、中村倫也の人気がさらに急上昇↑↑っていうところはアタリでした。ちょっと前の舞台写真とか、主演DVDとか、エラいことになってるので要チェックです。高橋一生の次のブレイクは、この人かな、たぶん。
んでもって、結局のところ、朝ドラヒロインの結婚相手は誰なんだ?!ってことですが。
次なる展開で出会いを予告されているのが、間宮祥太朗と斎藤工。うーん、年齢的には間宮祥太朗でしょうか。「半分、青い」はストーリー的にも面白いので、今後も注目して行こうと思います。
春ドラマのその他の注目作品
春ドラマの中では、「おっさんずラブ」が、頭ひとつもふたつも飛び抜けていましたけど、ほかに注目作品がなかったかというと…
あります、あります!「モンテ・クリスト伯」
最初はコケる予想でしたが、フタを開けてみれば大絶賛でハマる人続出!私も、ドハマリしました^^
ディーン・フジオカのキャラとモンクリの役どころがすごくマッチしていたのも良かったし、周囲を固めたキャスト陣が全員芸達者なのも好評の要因だったのでしょう。
高杉真宙と葉山奨之のセトウツミ・コンビ
新井浩文や高橋克典、関ジャニの大倉くん、田中泯や、伊武雅刀のいぶし銀テイスト
それに山口紗弥加や稲森いずみ、桜井ユキや岸井ゆきの、などなど女優陣の妙に「えぐ味」のある色っぽさもクセになる面白さでした。
そうそう、映画「花火」で、密かに「地味顔なのにメッチャ気になる」と思って注目していた三浦誠己。モンクリで、ドドーンと注目されましたね。
どこにでもいそうなお顔なのに、どこにも絶対にいなさそうな不思議な存在感で、しかもこの年齢でありえないほど抜群のスタイル!系統でいえば、滝藤賢一的な立ち位置。今後は、バイプレイヤーとしてグイグイ出てくるんだろうなと予想しています。
私は、リサーチ用にメンズのファッション誌を山ほど買い漁るんですけど、よく見たら、三浦誠己いっぱい出てるんですよね。ファッション誌(女性用、男性用問わず)にたくさん登場している人って、注目度を反映しているって気がします。
その傾向で探ると、次に来るのは、ズバリ!ハセヒロこと長谷川博己でしょう。
実際、次期の朝ドラではヒロインの夫役、再来年の大河では主役。すでに、風が吹いて来ています。今から、ハセヒロ作品をしっかり仕入れていく予定です。
あはは、今号もまた、やたらに長々となってしまいました。私の長文が、エンタメ商品のリサーチに、少しでもお役に立てば嬉しいです。
来月の当番の頃は、すでに夏クールのドラマがスタートしているので、また展望など書かせてもらいます。例年、夏ドラマはハズレが多いけど、この夏はなかなかのラインナップ!しかも、映画も期待大の作品がズラッと並んでるし。
観て、予想して、あたりをつけたら、即仕入れに動いてと、なかなか忙しい夏になりそうです。
では、また来月お会いしましょう。(^_^)/~